RPO事業
リファラル採用を促進する社内制度づくり
はじめに
知人・友人からの紹介を活かすリファラル採用は、マッチ度の高い人材を迎えやすく、企業文化との相性も把握しやすい手法です。
しかし、制度が形だけの状態では紹介が進まず、成果につながらないケースも多いのが実情です。
紹介が生まれる環境は、制度の整備だけではなく、社員が薦めたいと思える状態づくりによって成立します。
本稿では、リファラル採用を社内で根づかせるためのポイントを4つの視点 から整理します。

最初に押さえる“推奨行動を生み出す条件”
社員が動きたくなる環境を整えるためには、働く人がどんな要素を重視し、どのような動機で周囲へ関わるかを理解しておくことが重要です。次に例を挙げます。
● 働きやすさへの納得感:
自社に満足しているほど人に薦めやすくなる
● 明確な紹介の基準:
会社がどのような人を求めているかを知っているほど行動に移しやすくなる
● 負担の少なさ:
紹介時の手順が簡潔だと参加率が高まりやすい
このように動きやすい状態が整うほど、自発的な紹介が増えていきます。
参加しやすい“運用ルールの構築”
制度を実際に機能させるには、複雑さを排除し、次のような迷わず取り組める仕組みを整えることが重要です。
● 紹介フローの簡略化:
申請・共有の流れが明確にすることで紹介しやすくなる
● インセンティブの設計:
金銭以外の評価軸や表彰など、多様な形で貢献を讃える
● 情報の透明性:
選考の進み方や結果を共有することで信頼感が生まれる
負荷なく参加できる構造を整えることで、制度が継続的に回り始めます。
紹介が広がる“社内コミュニケーション”
採用チーム内の業務分担を見直すことで、生産性と創造性を両立できます。
● 求める人物像の共有:
メンバー全員が理解することで、紹介の精度が高まる
● 現場の事例発:
成功体験や協力者の声を伝えると、取り組む動機が強まる
● 経営層からのメッセージ:
経営の意志を示すことで、優先度が高まりやすい
社内で語られる度合いが増えるほど、紹介行動の広がりが期待できます。
成果を高め続ける“改善の視点”
取り組みを継続的に強化するには、次のように現状の動きを観察しながら内容を見直し、運用全体の精度を上げていく姿勢が求められます。
● どのくらいの社員が協力してくれているかを把握する
● 求める層に近いかどうかを確認し、紹介の質となる基準を見直す
● 経営の意志を示すことで、社員にとっての優先度が高まりやすい
定期的な検証により、制度全体の実効性が高まり、再現性のある運用が可能になります。
まとめ
行動しやすい仕組みと、紹介を歓迎する社内環境を両立させることで、リファラル採用は持続的に成果を生み出す取り組みになります。
その結果、相性の高い人材が集まりやすくなり、採用の安定性が高まります。
グリットワークスでは、戦略設計から運用・広報までをワンストップで伴走し、“紹介が自然に生まれる制度設計と浸透支援”を軸に取り組んでいます。
まずは、御社の制度の中で“改善効果の出やすいポイント”を一緒に見直してみませんか?